脅威は無限ですが、リソースは無限ではありません。そのため、先進的な企業では、これまでとは異なるアプローチに変え、VaR(バリュー・アット・リスク:想定される最大損失額)を中心とした復旧対応力の構築に注力しています。中でも最も先進的な企業は、定性的及び定量的なリスク管理法を用い、基幹となる資産と事業・製造プロセスへの甚大なサイバーリスクの洗い出しを行っています。こうして明らかになったリスクに、優先順位を付け、資金を投入しているのです。さて、リスク主導型の復旧対応力戦略の理想的なロードマップとは、どのようなものでしょうか。
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現時点のお客様のサイバー復旧対応力を把握。